一級建築士のaraです。
一級建築士試験の学科科目の中で法規は、『時間もかかるし、法令集をつかったことがないためどう勉強したらよいかわからない。』など苦手科目としている人も多いと思います。
今回はそんな人に向けて、法規の攻略方法について、5つのポイントをお伝えしたいと思います。
今回の記事を読めば、苦手科目から得意科目にするための実践的なポイントがわかるようになり、勉強方法が大きく変わる人もいると思います。
ぜひ最後までお読みいただけると幸いです。

私も最初は法規が苦手でしたが、本試験までに得意科目になり9割以上点数がとれるようになりました。
法令集の構成を理解する
法令集はとても分厚くて、何がどこにあるかさっぱりわからないという人は、まずおおまかな法令集の構成を理解した方がよいです。
法令集は大きく分けて、以下の4つの島に分かれており、それぞれの役割があります。
1.建築基準法 →建築規定の大枠のルール
2.施工令 →具体的な寸法、数値について
3.関係法規 →建築基準法に付随する周辺ルール
4.告示 →特殊条件のルール
そしてさらに、建築基準法は街を守る規定(集団規定)と、建物を守る規定(単体規定)のルールが決められています。
→集団規定の主な項目としては、用途地域、建蔽率、容積率、高さ制限、日陰規定などがあり、建築する建物が街に対して迷惑をかけないようにする規定となります。
→単体規定の主な項目としては、構造耐力、防火規定、避難規定、採光規定、内装制限などがあり、建築する建物を利用する人が安全で快適となるようにする規定となります。
これらのポイントを踏まえて、相互の関係性を理解することで項目ごとのつながりをつかみ、勉強の効率が上がると思います。
法規でも暗記は必要
法規は全科目の中で唯一、法令集を持ち込んでよい科目です。
そのため法令集を早く引くことができれば、暗記をする必要がないと特に初学者の人には思われがちですが、結論からいえば暗記をすることは必要です。
なぜ暗記が必要かというと、全ての解答枝を法令集でひいていると、圧倒的に時間が足りなくなるからです。
法規の試験時間は105分、解答枝は30問×4枝=120枝あるので一問当たり1分もかけることができないです。
ではどの程度覚える必要があるか、解答枝は4択となりますが法令集をひかなくとも2択まで絞ることができる程度まで覚えることが肝要です。
実際の試験において、もし2つに絞って両方とも正答枝でなかった場合はその問題は一度飛ばして他の問題を解き終わってからもどってくるのも戦略の一つです。
一瞬で解ける得意項目をつくる
さきほどは時間短縮のためにも暗記をして、2択に絞れるようにするべきと言いましたが、比較的範囲も狭く正答枝をあてやすい項目をつくれると、もっと時間に余裕ができて見直しや新規問題にとりくむ時間を確保することができます。
私のおすすめの項目は、建築士法です。建築士法は資格者等の業務、義務を定めた法律であり、あきらかにやってはいけない解答枝などもあり、迷うことなく正答枝がわかるためです。
その他にも基礎的な建築確認の有無であったり、頻度が高く出題される問題はチャンス問題だと思い、一瞬で解きましょう。
注意点としては、勉強や復習においては正答枝以外も理由や根拠をしっかりと理解することが重要です。
法規でも一問一答がおすすめ
法規は特に4つの解答枝があると、正答枝のみ理解して、その他はよく理解せずにそのままとしてしまう場合があります。



私も法令集でいちいち調べるのは面倒で、当初はなんとなく理解したつもりで勉強していました
私のおすすめとしては、一問一答に取り組むのがおすすめです。法規も他の科目同様に、一問ずつ理解をしていくこととなり、結局は早く習得できるためです。
法規は法令集がないと勉強ができないと思われがちですが、意外となくても勉強はできます。他の科目と同様に繰り返し解くことで法令集なしでも問題を解く力がついてきます。



おすすめの一問一答ができるスマホアプリは合格ロケットです。
法令集をカスタマイズする
法規の勉強をするにあたり、線引きをしていると思います。それは、膨大な範囲から答えをみつけるために法令集をみやすくするために必要なことです。
線引き自体でも数十時間かかりとても大変であったと思いますが、自分の使いやすいようにさらにカスタマイズすることをおすすめします。
ポイントとしては、関連する項目のページ数を記載したり、該当項目に⚪︎をつけたり、オリジナルのインデックスを追加でつけるなどです。
書き込みすぎたり、インデックスをつけすぎるとそれはそれでわかりづらくなるので注意が必要です。
法令集に表や数値を直接記載する行為は不正行為とみなされて、法令集チェックの際に没収されるリスクがあるので気をつけましょう。
まとめ
最後にまとめです。
法規を苦手科目から得意科目にするための5つのポイントについて
①法令集の構成を理解する
②法規でも暗記は必要
③一瞬で解ける得意項目をつくる
④法規でも一問一答がおすすめ
⑤法令集をカスタマイズする



さいごまでお読みいただき、ありがとうございました。


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